“甲が出ない”お悩みを解決!
“甲が出たつま先”を解剖学からみる
ダンスを踊るうえでキレイに伸びたつま先は大切な要素のひとつです。
特にバレエや新体操では、“脚のつけ根からつま先まで一直線に伸びた美しいライン”を実現させることが要求されます。
そのためには甲を出し、足首の関節がスムーズに動き、つま先が最大限まで伸びるようにすることが必要となってきます。
つま先が伸びた状態を解剖学的には「距腿関節の底屈」といいます。
足首の関節である距腿関節は、脛骨、腓骨、距骨の3つの骨から構成されていますが、底屈のときには、腓骨は下に移動しながら内旋し、内側に閉じていきます。
この動きにより距骨が前方に滑り出すことで足首が伸びていくのが底屈のメカニズムです。
通常であれば、距腿関節の底屈の角度は45度程度ですが、バレエダンサーや新体操の選手は、90度を超えています。
これは「距腿関節」だけではなく、通常はあまり動かない甲の部分のリスフラン関節(足根中足関節) やショパール関節(横足根関節)などの関節も動かしているからなのです。
甲が出なくてつま先が伸びない原因は?
甲が出ずつま先が伸びない原因は色々とありますが、代表的なものをいくつかあげると、
かま足や小指側(外側)重心になっていることで、足首のアライメントにずれが生じている。
このような状態だと距骨がうまく回ってくれず、足首は伸ばせません。
かま足や小指側(外側)重心は、見た目の問題だけではなく、踊りの質にも影響しますし、故障の原因にもなりますので早めに対処したいですよね。 そ
三角骨がくさびとなって足関節がロックしてしまい伸ばせない。
三角骨は距骨の後ろの方にできる“副骨”という成長段階で余分にできてしまった骨ですが、この骨がある方は足首の可動域がせまいケースがほとんどです。
日常動作においては問題ありませんが、ポアントワークがあるバレエにおいては、長拇指屈筋腱炎や後方インピンジメントになるリスクが高いので、場合によっては切除手術も考えなくてはなりません。 (当院では専門の整形外科医院をご紹介いたしております)
足裏の筋肉が使えてない。
甲が出なくて悩んでいる方は、足裏の筋力が弱かったり、筋肉をうまく使えていないことが多いようです。
足裏に力を入れようと思っても、足の指の方に力が入ってしまい、指が曲がっているだけで甲を出すことができていません。
使いたいのは土踏まずの方の筋肉。
ここが使えるようになると、甲にある関節が動くようになり甲が出しやすくなってきます。
甲の出た綺麗なつま先へ!
普通のスポーツと違い、ダンスや新体操では芸術性が要求されます。 ■ E.Y様(女性・東京都)
「甲が出ていること」は重要な芸術的要素です。
新体操では、甲が出ていなくてつま先が伸びていないとEスコアが減点されてしまいます。
またバレエでは、甲が出ているように見せるためのアイテムである「甲パッド」を使用しているプロのダンサーもいるほど。
技術的な側面からみると、甲が出ず固い足首だと、ポアントのときに膝が曲がってしまいきれいに立つことができません。
また足裏が使いづらく“回りもの”や“バランスもの”もやりづらくなってしまいます。
ノヅ・カイロ・クリニックの「甲出し整体コース」では、 独自のテクニックで、筋肉・筋膜・関節にアプローチし、甲が出たきれいな足へと改善していきます。
一度の施術でもルルヴェの高さの違いに驚かれる方がいらっしゃいます。
かま足や内反足でお悩みの方、三角骨をお持ちの方もぜひ一度お試しください。
ご来院をお待ちいたしております。
■ 年齢23歳
■ バレエ歴19年
施術データ
■ ペース:週1回
■ 施術時間:20分/1回
※施術の効果には個人差があり、効果効能を保障するものではありません。
甲出し整体コース
施術料:3,500円(税込)